塩尻市 K様より
 「いい家って何だろう?」
 家を建てる前に、インターネット、本での情報収集はもちろん、実際に家を建てた方にお話を聞いてまわりました。私達の結論は、「長い間住める丈夫で愛着の持てる家」でした。「長い間」というのは、自分達の代で終わりではなく、子供達にももっと使ってもらえるような期間のこと。「丈夫」というのは、地震や結露などに対して心配しなくてもいい構造、機能を持っていること。「愛着が持てる」とは、家の快適性はもちろん、時間が経つにつれて美しい家になること、哲学(というとおおげさならこだわり)があること。以上を満たす家を作ろう思いました。その答えの半分は、永年の風雪に耐え残っている美しい信州の民家でした。郷里では、戦時中にほとんどの民家が焼かれてしまっていたのでなかなか見ることができませんでしたが、信州は昔ながらの立派な家が多く、答えを探す上では幸運でした。
 次に考えたのは、「どこに頼むか?」でした。考えた条件は、以下の3つでした。
 1つ目は、企画設計から、実際に現場で家を建てる大工工事を一貫してできる棟梁がいること。私自身、もの作りを仕事にしていますが、そこでは「品質」ということがすごく大事になってきます。「品質」とは定量化できる単なる機能面だけでなく、仕上げの美しさ、動きの滑らかさ、かっこよさという定性的感性的なものまで含みます。このような「品質」は言葉では伝わりにくく、ましてや家のような大きなものをすべて細部にいたるまで品質を確保するのは至難の業だと思います。しかし、自分としてのひとつの回答は、たとえばエルメスのバッグのような設計、製造、監査までを一貫して一人の職人がこだわって作る物作りと同様に、設計から大工工事まで一貫してできる棟梁が中心となる家作りだと思っています。
 2つ目は、確かな技術があること。実際に既に建てられた家を何軒か拝見させていただいたときに、追掛け大栓継ぎや火打ちを蟻で落としているところなど、プレカットでは絶対にできない手による組み方を見たときに確信しました。また、実際のお仕事を見ていても、たくさんの鑿や鉋を使ってお仕事をされていて、法隆寺・薬師寺の宮大工棟梁西岡さんの言葉を思い出しました。「本物の大工かどうかを見分けるには、道具の数を尋ねるとよい。」
 3つ目は、なによりもこだわりを優先していること。手間隙をかけてくれるということ。
 実際に家作りが始まってから奥平さんのこだわりに何度も触れました。例えば通気孔。通気という機能のみなら、単純に四角い穴を空ければ済むことだと思います。でも奥平さんは、家の前で見つけた4つ葉のクローバーをヒントに、わざわざ4つ葉のクローバー状の通気孔にしてくれました。他にも太い梁、美しい建具と枚挙にいとまがありません。
 奥平さんとお話をしていると、ときどき、まるで奥平さんが自分で住む家のようにお話をされることがあります。なんだか少しおかしくなってしまう半面、そこまで思い入れをもって家を作られているんだなということが実感できました。
 「長い間住める丈夫で愛着の持てる家」、そう言える家ができたと思います。



塩尻市 Ku様より
 「木が揃いましたから見に来てください」
奥平さんのこの言葉に、家作りに対する確かなものを感じました。木に、そして自分の仕事に自信がなければこの言葉は出てこないでしょう。
 工場に行ってみると、手仕事により一本一本仕上げられた「本物の木」が並んでいました。木の太さ、匂い、色、手触り、どれをとってもすばらしく、この木が私達の部屋になるのかと思うと、何ともいえない高揚した気持ちになりました。
 「本物の木」は「本物の職人」さん達によって、その良さがさらに引き出されました。いくつもの道具を使い、手間をかけ、こだわりをもってやる仕事は見事でした。「力強くて温かい」これが本物の技だと思いました。
 家族を持ったとき「和・笑・話・輪」という4つの「わ」を大切にしていこうと思いました。 でき上がった部屋に入ると自然に心が和み、笑顔になります。木のぬくもりは勿論、木と壁の色の分量、窓の大きさ、位置など部屋全体のバランスがよく、とても居心地がいいのです。大きなテーブルでみんなで話をしたり遊んだり食事をしたり・・・家族や友達の輪をつくっていけるそんな大切な場ができたのです。
 いろんな木をたくさん使ってあるのに、木がけんかしていないやさしい部屋。この木と共に呼吸をし、家族で年を重ねていけることが嬉しくてなりません。



安曇野市 I様より
 飛騨高山に住んでいた頃、古い町並みが好きで何度も足を運びました。古い民家を利用した店や美術館が通りに並んでいて、そうした民家の中にいるととても心が落ち着きました。
 使い込まれて黒光りのする床、欅の大黒柱、煤けた太い梁。流れた時間がその民家に魅力を与えたのだと思います。そういうのっていいな、と思いました。
 古くなるのが楽しみ、というのは変かもしれませんが、それはこの家がしっかりと作られている、という安心感があってこそだと思います。建築途中で見た、がっしりとした木組みの構造、職人さんたちの丁寧な仕事ぶり。これならこの家は大丈夫、そんな確信めいたものを感じました。
 この家はできてから3年目ですが、床や建具が少しずついい色に変わってきています。やがては高山で見た民家のように、時が経つにつれてその味わいを増していくのではないかと、楽しみにしています。



塩尻市 I様より
 家を建てるということは一生のうちでそう何回もあることではありません。どうせなら納得のいく家を建てたいと思っていました。低予算だけど質を落としたくない、しかも土地は狭い、子沢山なので部屋を多く、両親同居を予定しているので付かず離れず適度な距離を保ちたいなど、普通だったら、そんなの無理だと一蹴されそうな条件でした。しかしそれらが可能であれば一切をお任せして、細かいことは言わないと決めました。黒く塗られた柱が立っていくさまは、まるで古い民家を解体しているかのようでした。
 しっかりと時間をかけて完成、柱の一本一本をペタン、ペタンと叩いて回りました。ああこれが木の感触だ、とてもやわらかでした。夏は涼しく、冬は暖かく。夏の昼下がりに板の間で、足を壁にくっつけて昼寝をする気持ちのよさは最高です。
 完成してからもう10年も経つ間に、ここはこうしたいなど、あちこち手を入れたいと思いながら、結局何もしないでなんら不足もなく、飽きません。基本設計、デザインのよさでしょう。
 本当にいい靴はその人に合った形になっていくといいます。奥平さんの建てる家が増えてきて、あっこれは、と思う家はたいてい分かります。しかしそこに住む人の生活の仕方で、その家がどんどん変わっていきます。なじんでいくというか、味が出てきます。しっかりとした造りというだけでなく、家造りの基本が押さえられているからではないでしょうか。奥平カラーというものがありながら、デザインや造りが決してでしゃばらない、プレハブにはない家造りの基本がそこにあると思います。
 木が生かされて、木に生かされて、満足のいく毎日を送っています。

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